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2.32021
メール専用プランがDKIMに対応
メール専用プランでDKIMが利用可能となりました。
コントロールパネルから「送信メールメッセージに電子署名するために DKIM スパム防御システムを使用 」にチェックすることによりドメイン毎に設定出来ます。
DKIMとは
DKIM (DomainKeys Identified Mail)は、 電子メールにおける送信ドメイン認証技術の一つであり、 メールを送信する際に送信元が電子署名を行い、 受信者がそれを検証することで、 送信者のなりすましやメールの改ざんを検知できるようにするものです。
送信ドメイン認証技術は、送信元のIPアドレスを利用するものと、 電子署名を利用するものとに大きくわかれますが、DKIMは電子署名を利用し、 その電子署名の検証に必要となる公開鍵は送信元ドメインのDNSサーバで公開されます。 受信者は受け取ったメール中の署名者に関する情報からドメインを特定し、 そのDNSサーバへ問い合わせることで公開鍵を取得します。
電子署名の作成は、送信者自身が必ずしも行う必要は無く、 他にメール送信者の利用するメール中継サーバ(MTA)、送信メールサーバ(MSA)、 あるいは信頼した第三者が行うことが可能です。 このような特徴を利用して、 例えば電子署名の作成をメールサーバで行うように設定を行い、 エンドユーザーのメールに対して透過的にDKIMを用いた署名を付加することなどができます。
最近では、同じ送信ドメイン認証技術でも送信元のIPアドレスを利用するSPF (Sender Policy Framework)と、 DKIMとを組み合わせたDMARC (Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)と呼ばれるメール認証技術の導入に伴い、 DKIMの普及が進んでいます。